兄ちゃんぽ 清里でまったりと [兄ちゃんぽ]
「兄ちゃんぽ」という名前の拝借元のあのお方が旅立たれてしまいましたが、
これからもずっと「兄ちゃんぽ」は継続してまいりますよ。
さて・・・6月下旬の事、
思い立って「信州ワンデーパス」なる切符を握り締め
出かけたのが・・・
もうここで数回登場のハイブリッド気動車「こうみ」
着いたのが・・・
清里駅。
駅の標高は1274メートル、
隣の野辺山駅に次いで2番目に高い駅。
さて、こちらの巡回バスで出掛けるとしますか。
その前に駅前のベンチでお昼御飯を頂きます。
出かける車中で電話で予約を入れておきました。
小淵沢駅の名物駅弁
「甲州かつサンド」580円
山梨の地豚「フジザクラポーク」を何枚も重ねて揚げてあります。
何故電話で予約・・・かと申しますと、
揚げたてを提供してくれるので
電車の到着30分前までに電話をすれば駅のホームで受け取れるんですよ。
今回小淵沢駅の乗換えが7分しかなかったのでこれは便利!
そして・・・
甲州かつサンド(とり)600円
甲斐味鶏(かいみどり)をじっくり揚げて
醤油ベースのタレにつけた逸品。
お好みでマヨネーズと柚子胡椒をつけても美味。
でもそれぞれ一切れずつ食べてお持ち帰り・・・と。
さ、バスの発車時刻。
もう午後2時を過ぎてますが(汗)
バスで5分ほど、
徒歩なら登り坂を延々と進むことになってました。
清泉寮です。
6月の平日にもかかわらず
そこそこの人がおりましたね。
遠足らしき小学生(たぶん高学年)の集団や、
何かの合宿中と見られる女子大生の集団など。
平地は割りと晴れてましたが、
さすが標高1000メートルを越える高原、
雲が多くて山々が望めませんでした。
天気さえよければ富士山も・・・
あ、ここに来たからには絶対外せないものが!
清泉寮名物のソフトクリームです。
丁度店に入ったときには誰も並んでませんでしたが、
その直後、十数人の団体客に始まり、
(先程の)女子大生と小学生が立て続けに列へと加わってました。
食べ終えたので周辺でも散歩、と。
こんな施設も。
但し当日は定休日でした。
他にも行こうとした場所があったけど
高原でまったりしすぎてしまったのでこのまま帰宅、と(笑)
兄ちゃんぽ 信州さくらだより2012 昼の城と夜の城 [兄ちゃんぽ]
今年もやってきました桜の季節。
信濃路の桜は都会よりも遅くやってきます。
今年は諏訪へ直行!
上諏訪駅から歩く事10分、
住宅街の真ん中に異様な建物が・・・
それが今回紹介する
諏訪市の高島城
訪れたのは4月24日火曜日、丁度いい見頃でした。
ちゃんとお堀もあって城跡がそのまま残ってます。
一歩中に入ると・・・
ソメイヨシノは満開!
ちゃんと天守にもいけますよ。入城料300円ですけど。
まあ空いている時に入りましょう。
こんなのもありますよ。
平日の午後にもかかわらず多くの人がいらっしゃいました。
なぜか花弁ごとぼっとり落ちているものがありました。
さて、お昼の桜はここまで。
夜の部は2年ぶりにあそこへ潜入です。
国宝松本城、時刻は午後6時を回りました。
夕暮れのお城で花見の第2部。
2年前にもご紹介しましたが、
久しぶりに松本城の夜桜をご堪能あれ。
ああ、いい光景だなぁ。
この時間帯のお城と桜、いいですなぁ。
・・・あ、ばれちゃいましたか(汗)
かなり葉桜になっていましたね。
前の週の土日が本当の見頃だったらしいな。
ここで一休み・・・お!
この一瞬だけは花より団子(笑)
みたらしと桜餡の3本入り。
ここで1本だけ食してあと2本はお持ち帰り。
この日は丁度三日月、
城の右上に浮かんでおられました。
(この写真には写ってません)
あ、こっちでは僅かながら確認できますね。
さて、来週は5月になるけど山奥ならまだ桜あるかな?
兄ちゃんぽ 北信濃の新名所&青春の街 [兄ちゃんぽ]
久々の兄ちゃんぽ、ですね(汗)
長野駅から飯山線に揺られる事1時間弱、
飯山市の北飯山駅にやってきました。
目的地はこちら、
おやおや、案内看板も出てますね。
今回は飯山市に最近出来た名所へご案内。
駅から歩く事5分、
線路沿いの踏み切りの脇にちょこんと建っております。
高橋まゆみ人形館
飯山市在住の人形作家、高橋まゆみ氏の人形ギャラリーです。
いろんなテレビ番組で取り上げられたこともあるのでご存知の方のいらっしゃるかな?
いちおうリンクを貼っておきます⇒高橋まゆみ人形館HP
残念ながら内部は撮影不可、
色々と紹介したいんだけどね。
例えばどんな作風かって?
あ、こっちの壁に看板が出ているぞ!
これなら撮影してもいいでしょ?
こういう感じですよ。
訪れたのが11月の下旬、
その頃は真田十勇士の展示もありました。
さて、隣の飯山駅まで2キロちょっと・・・歩きますか。
雪国らしく雁木の商店街。
ちなみにこの半月後、1メートルを超える雪が積もりました。
飯山は「寺の街」
近くには数多くの寺があります。
遊歩道で巡りましょうか。
寺の街、なので当然ながら仏壇屋も多いです。
晩秋(初冬かな?)のお昼頃、
これから漬ける野沢菜が干してありました。
あと410メートルですか。
日中は列車が1時間に1本未満なので急いで着いても無意味。
信玄の落とし処・・・ここはどこ?
公衆トイレでした。
そんなわけで飯山駅に到着。
この駅は数年後南に300メートルほど移動します。
その理由があれ。
現在建設中の北陸新幹線、
金沢まで延伸されると、新幹線も飯山に停まります。
あの辺りが新しい飯山駅になるそうです。
さて、この日は兄ちゃんぽ2本立て。
一端長野駅に戻ると・・・
信州の観光キャラクターに就任した「アルクマ」が
スキー観光の宣伝をしておられました。
あ、やばい!気が付かれた(笑)
今度は南に向かいましょう。
松本にやって来ました。
松本駅から大通りを東に進んで突き当たるのがここ。
あがたの森公園です。
大学生活を松本で謳歌した兄ちゃんにとっても少々特別な場所。
この建物はといいますと・・・
旧制松本高等学校のあった場所、
どくとるマンボウ青春記の舞台としても登場。
出身大学が現在のキャンパスに移転するまでここがキャンパスでした。
実は今でも公共施設として使われています。
そして一部は見学用にも公開されています。
ちょっと入ってみましょう。
先輩方はここで学んでいたのか・・・
そんな秋の日の、兄ちゃんぽでした。
兄ちゃんぽ 信州さくらだより2011続篇 [兄ちゃんぽ]
今年最後(?)のお花見に行ってきました。
しかもすでに5月に突入しているのにお花ですと?
はい、5月2日現在の桜です。
決して標高の高いところではございません。
逆に信州では標高の低い部類。
弘前の桜が満開というニュースと同じ頃、
信州の北のほうではまだこんなにも。
川沿いに咲いているのかな?
あれ?なんか水門らしきものが見えますけど?
果たしてここは何処かといいますと・・・
あ、いま世間で一番叩かれているあの会社です。
桜の咲く場所に「御手洗」が。
あれ?あのマークって!
・・・そういうことだったのか!
いま世間で一番叩かれているのはやっぱりここですかねぇ。
つまりここにあるのは
東京電力 西大滝ダム
すなわち水力発電所ってこと。
つまりこの桜並木ってのは
千曲川に掛かるダムの周辺に植えられたエリア、
信州最北の桜の名所です。
いま東京電力管内では電力不足が囁かれてますが、
ここからも日々沢山の電気が生み出されているんですね。
ダムの堰堤です。
勿論車も通行できます。
ちなみに桜並木の反対側からやってきたので、
数分前にここを車で通り抜けました。
もちろん退避する場所全く無し!
相当年数経っているのがわかりますね。
こちらは放水路、穏やかな流れですが
こっちは発電に使われるほうかな?
激しい水流が恐怖感すら与えます。
動画撮影しようと思いましたけど、
静止画でさえ足がすくむ思いをしたのでやめました(汗)
最後にダムの全景を。
長野県飯山市の西大滝ダムでした。
千曲川の右岸、野沢温泉村側からの撮影です。
こちら側に走る国道117号線、
3月12日未明の震度6強の地震で
いまだに大型車が通行止めの状態です。
ダムの目の前にあるJR飯山線の西大滝駅、
土砂崩落で運休してましたけど、
東北新幹線の全通と同じ4月29日仮復旧したばかりです。
(それでもすぐ近くの市道は通行止めでした)
あ、まだ続きがあります。
今度は桜にプラスワン!
もう既に答えが出ちゃってますね(汗)
「菜の花公園」って。
満開の桜とともに楽しめるのが黄色と緑のハーモニー。
先ほどのダムから川を遡る事数キロ
それは長野県飯山市の小高い丘にあります。
小学校の隣に菜の花畑、っていうか菜の花畑の中に小学校、が正しいのか。
正に季節柄、鯉のぼりも元気良く泳いでました。
公園一帯には隣接する小学校の児童が書いたポスターが。
まだ咲きが足りませんね。
3部咲き程度とのことです。
ちょうどこの三連休には「いいやま菜の花まつり」が行なわれております。
前日だったので準備している最中でした。
さあ、ここからは絶景ですよ。
千曲川を望む場所にやってきました。
高台にあるのがよく分りますね。
菜の花も桜もどっちも綺麗ですよ。
嗚呼菜の花畑に飛び込んでみたい衝動に駆られる(笑)
実はこの一帯、この歌の舞台だったりします。
作詞者の高野辰之は隣村の出身、
ここ飯山で教鞭をとったこともあり
北信濃の菜の花畑が作品のモチーフになったとも言われています。
思わず時の経つのを忘れてしまいました。
すっかり日が暮れようとしてました。
実は丘を降りたら満開に近かった。
黄色い部分はこちらで補おう(汗)
ところで・・・
先ほどの写真のこの部分、
なにやら譜面が刻まれてましたけど、
思わずその場で歌ってしまいました(爆)
先ほども取り上げた「朧月夜」の冒頭部分です。
兄ちゃんぽ 信州さくらだより2011 [兄ちゃんぽ]
ここは旬の記事を入れさせてください。
昨年に続きまして
兄ちゃんぽ・信州さくらだよりです。
2011年4月18日、
東京ではすっかり葉桜になっていた頃、
兄ちゃんは今年の花見第一弾を決行しました。
先ずやって来たのは
長野県上伊那郡辰野町にある
荒神山(こうじんやま)公園
信州の南の方とは言え、
平地部分からは結構高いところにあるので、
まだまだ3分咲き程度でした。
人工池の周りには何種類もの桜の木が。
溜池なのに堂々と「海」と名乗っておられます。
あ、四国でも有名な溜池に行きましたわ。
橋を渡って小島みたいなところにも行きました。
地元の人の散歩コースになっているのか、
少々肌寒い曇り空の下でも人はそこそこいました。
ちょっと枝を拝借・・・
これが高台にあるという証拠。
下を中央自動車道が走っています。
自分も30分前、あそこを通ってきたんですよ。
あの尖がった建物はホテルとの事、
一枚目の写真はあの辺りから撮影しました。
この辰野町、
ホタルの名所としても有名で、
6月下旬にはホタル祭りも行なわれるなど
県内外から多くの人が押し寄せます。
さて、さらに南へと車を走らせます。
やって来たのは長野県伊那市、
県南部の伊那谷(盆地)のほぼ真ん中にあります。
伊那市には日本を代表する桜の名所「高遠」がありますが、
(何年か前にここで取り上げました)
地元の人しか知らない隠れたスポットを紹介します。
(兄ちゃんも直前まで知らなかった)
長野県伊那文化会館という県民ホールがある春日公園。
さあ、振り返ってみるとそこは・・・
一面のピンク!
ソメイヨシノだけでなくシダレザクラの類もあります。
ここは春日城という城跡にある公園、
先程の二の丸跡地から橋を渡って本丸跡地へ・・・
高低差が上手く表現されてませんけど、
下との高低差はハンパないですよ。
眺望もなかなかのもの
晴れていれば南アルプスの稜線もはっきりと拝めたでしょうに。
下を流れるは天竜川、
伊那谷は典型的な河岸段丘の地形、
地理で出て来た懐かしい言葉だよね(笑)
だから先程の荒神山公園も一種の河岸段丘ってこと。
そういえば人そこそこいましたね。
月曜日の夕方4時半と言う事を思えば・・・
これで高さわかってもらえたかな?
さて、昼間の桜を二つ紹介しましたが、
・・・やはり夜桜みたいですよね?
・・・よね?(笑)
では高速で一気に北上して・・・
夜桜見物モード突入!
ここは何処かと言いますと・・・
上田城跡公園
長野県上田市にやってきました。
伊那市を出発したのが夕方6時前、
そして着いたのが夜8時近く。
日本百名城のひとつでもある上田城
真田家の居城として知られています。
駐車場には大きな幟端が10本、
猿飛佐助や霧隠才蔵など真田十勇士が描かれてます。
あ、桜でしたね・・・
ではご覧あれ。
下の屋台の灯りが照らす桜もなかなかのもの。
何故水滴みたいなものがつく中と疑問に思い、
レンズを拭いても取れないものだから・・・
実はこのとき、非常に細かい霧雨状態でして、
フラッシュを焚いた瞬間だけわかるくらいでした。
日中はシャツ一枚でしたけど、
夜桜の時は完全に冬の格好してました。
フラッシュが桜に集中してわかりづらいですが、
右側にはお城の門ですよ。
またまた枝を拝借・・・
以上、上田からの夜桜中継でした。
本日の走行距離350キロ、ちょっと疲れました。